人気左官工法「磨き仕上げ」で演出するモダンな壁面

2021/02/19

東京五反田に拠点をもち、関東全域で左官工事を行っている株式会社谷幸です。

住宅や店舗、テナントの内装左官、外装左官の施工を行っております。お客さまが実際の仕上がりをイメージ出来るよう目の前でパターンをお見せし、ご提案しながら一緒に考えていくスタイルがご好評いただいています。

 

近年「左官」の工法や材料が見直されています。古くから壁面の仕上げとして採用されてきた左官技術ですが、年々変化するお客さまのニーズや、住宅に求める理想の暮らし方に伴って左官の工法にも新しい手法が取り入れられています。

 

今回ご紹介するのは「磨き仕上げ」です。左官仕上げと聞くと、表面がザラザラした塗り壁を思い浮かべる方も多いと思いますが、実はコテや専用の研磨機を使用し、ツルツルでピカピカ光が反射するような壁に仕上げることもできるのです。ショールームや店舗などおしゃれに演出したい場所や、高級感を出したい場合に非常に人気を集めています。

 

■工務店のモデルルームの一部に左官の磨き仕上げ

こちらの水色の壁は、イタリア サンマルコ社の材料を使用した北欧風のアート壁です。

工務店のモデルルームとして使用する建物で、ビビッドで爽やかな色合いに仕上げています。近くで見ると表面は手触り良くツルツルになっていて、実はこの壁は左官のコテで仕上げているのです。

サンマルコの磨きの特徴は最初に材料を塗布する段階で模様をつけ、乾いてからコテ板の先でカリカリ削るように押さえていきます。昔はマンションの柱などを仕上げる際に使われていた工法で、職人の顔が映るほどピカピカに仕上げていたと言います。

 

また、磨き仕上げが使われる場所は壁だけではありません。

こちらのカウンターも磨き仕上げによって上品な風合いが出ています。

 

 

表面の研磨の度合いはこちらの写真で見ることができます。

室内の明かりが反射しているのがおわかりになりますでしょうか。

 

■その他の左官磨き仕上げ モールテックス

磨き仕上げにも様々な種類が存在します。

中でも名前が知られるようになったのはベルギーにあるBEAL社が開発したモールテックス(MORTEX)です。シームレスな鉱物感を演出することが出来る材料で、非常に特殊で高い意匠性を持っています。表面強度をわずか2~3mmの膜厚で実現し、床などにも採用されています。防水性能にも優れ、浴室やサウナの室内にも使用することができます。

 

■その他の左官磨き仕上げ 研ぎ出し仕上げ

研ぎ出しは、学校の手洗い場や公園の滑り台などでよく用いられる左官工法です。白セメントと寒水石を混ぜた材料を使用し、コテ板で押さえ、表面をサンドペーパーで磨いていく仕上げ方です。寒水石は古くから建築の材料として城や寺院の壁にも使われています。

目の細かいサンドペーパーで磨けば磨くほど、表面の粒が剥がれ、石のように輝くのが特徴です。

 

このように左官で演出する磨き仕上げは、通常よりも職人の技術が求められるのと同時に施工にも手間暇が掛けられています。施工費も高くなりやすい工法ですが、谷幸ではお客さまのご予算に合わせて使用する材料と手法のご提案も可能です。

ぜひお気軽にご相談ください!

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